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学生たちが知りたいこと

中小企業に分類される会社の経営者の中には、学生たちは率先して大企業に就職を希望しているものだと思っている方もいると思います。たしかに、大企業に就活をする学生たちは多いですが、全員が絶対に大企業に行きたいと思っているわけではないのです。むしろそのような学生は全体の割合としては少なく、逆に自分がやりがいのある仕事であるなら企業の規模は関係ないと考えている学生が半数近くいるのです。では、なぜこの考えを持つ学生が結局、大企業を目指した就活をしてしまうのかというと、企業の知名度が関係しています。大企業はCMや広告による宣伝を多数行っていますし、学生側もサービスや商品を利用していることが多い、また利用してなくてもなんとなく知っている、ということから、学生たちもその企業がどんな仕事をしているのかということがイメージしやすいのです。対して、中小企業というのはほとんどの場合、学生にどのような仕事をしているのかということがあまり伝わっていないというのが現状です。

最近の学生は、企業に入った後に自分が想像していた仕事と実際の仕事のギャップがあることを不安に思う傾向が現れ始めています。メディアやネットによってそのような体験談が広く知れ渡ったからです。そのため、仕事の内容がつかみにくい中小企業よりもイメージができている大企業の方へと流れて行きがちです。もちろん、企業のホームページや求人情報から、学生は情報収集することができます。しかしながら、それはどの企業でも同じことですので、すでに知名度の差というディスアドバンテージがある中小企業は、積極的に企業の情報を学生側に発信する必要があるのです。

学生側は企業の規模にかかわらず情報を欲しているのに、企業側が、学生は大企業を希望しているから中小企業には興味がないのだと考えてしまい、すれ違いが起こっているのが現状の中小企業の求人難につながっているのではないでしょうか。

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