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信念による対立

チームワークを実践するにあたり生じる問題として各職種の信念による対立が挙げられるように思います。重要点として、この対立には「建設的対立」と「非建設的対立」の2つが存在しているのではないでしょうか。「建設的対立」とは、人々の意見がぶつかることでチームワークのパフォーマンスとアウトカムの改善を図ることが出来るのではないかと思うのです。人と、そして組織が成長する建設的対立は「弁証法的対立」と呼びます。一方で「非建設的対立」はというと、意見の食い違いに起因して チームのパフォーマンスとアウトカムは悪化していってしまうのです。この問題を「信念対立」と呼びます。例えば薬剤師と医師間では調剤を巡って対立しやすいように思います。薬剤師は調剤権を、医師は処方権を持ちます。とは言え原理的に言えば、人や専門性が異なれば信念も世界観も違う訳で、双方の権能が不明瞭になってしまったり解釈も違ってきたりするのだと思います。その結果、医師に気を遣ってしまったり・分かり合えないのだなと思ってしまうと信念対立はより一層深まってしまうのではないでしょうか。他にも、薬剤師と医師では患者に対する薬剤教育という面でも信念対立に陥ってしまうケースは少なくないのではないでしょうか。医師は自ら患者に薬剤教育を実施するべきだと考えているが、薬剤師としては薬剤に関する専門家は自分たちである為薬剤師が患者に薬剤教育をするべきだという考えを持っているという報告もなされているのです。こういった認識の差は信念対立における条件だともいえ、患者対応をめぐって陥るケースも多々あるように思われます。

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