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提案をめぐる障壁

やはり医師薬剤師間には様々な障壁が横たわっているように思います。処方提案を具体化していく上でこの障壁は遅かれ早かれクリアしていきたいものです。とは言え、まずはどのような壁が問題となっているのか、そしてその要因は何なのかという点を把握しておく事が大事でしょう。という事で今回は障壁となり得る体表的な要因を挙げていこうと思います。まず第一に「権威勾配」という点があると思います。現在の医療現場では医師とそれ以外の職種の間で大きな権威勾配が生まれているように感じるのです。一般的に医師というのは尊大な態度をとる方が多く、しかもそれが無自覚というケースも少なくないようです。相手が権威勾配を感じると、不安に感じている事や懸念事項などを発言しにくくなってしまいます。権威勾配は患者予後に対して悪影響を及ぼす事も報告が挙がっています。こうなってしまうと処方に対する提案を行う事もハードルが上がってしまうかと思います。従って、まずは相手のプライドを傷つけない為にも、関係性を作り信頼関係を構築するところからスタートするべきではないでしょうか。そして「信念対立」というのも要因の一つだと言えるのではないでしょうか。医師も薬剤師もそれぞれ医療のスペシャリストとして知識と経験でもって業務にあたっています。加えて、お互いに「患者の健康の為に」という共通した目標を達成するべく業務を行っているにも関わらず、競合するという事がしばしばなのです。この競合は医療従事者の仕事上のストレスの主要たる原因の1つであると推測されます。また、医療従事者間だけでなく、患者やその家族との間でも起こり得る葛藤だと言えるでしょう。それぞれの想いゆえの対立という訳だが、これを解決する一つの糸口として、関心相関性という考えを通じ自身の信念もまた相対性なものであるという認識を持つ事が第一歩となるのではないかと思います。

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